紅豆杉(こうとうすぎ)とは?
紅豆杉は中国雲南省の樹齢3000年を超える樹木が原料
紅豆杉は、2億年前から大自然の風雪に耐え、太古のままの姿で今日まで生き
延びているイチイ(一位)科に属する地球最古の高山植物です。 その生息地は主に、中国雲南省の秘境地である標高3,300m~4,100mの植物の 生息限界3,000mを遥かに超えた世界最高海抜に生息しています。 過酷な環境に生きている生物というのは、その苛酷さに比例して生命力が強いと 言えます。例えば、深海ザメはガンにならない生物として研究が 進められていますし、漢方の世界では体の自然治癒力を強める手に入りにくい 貴重秘薬とされています。 紅豆杉は、世界の樹木の中でも、最も海抜の高いところに生息している 最も過酷な環境で生きている樹木ですから、世界で最も生命力の強い樹木と 言えるでしょう。 |
紅豆杉の研究
これまで50余年の間、伐採禁止により世に出回らなかったため、紅豆杉の学術的研究はそれほど活発ではありませんでした。しかし、輸入の開始と共にその研究が活発になったため1998年、海外からも研究者が集まり、医学・薬学・生化学など それぞれの立場で研究する団体となる「補完医学・紅豆杉研究会」が創設されました。
●北里大学 ●国立健康栄養研究所 ●東京大学先端科学技術研究センター ●瀋陽薬科大学 ●神戸薬科大学 ●富山医科薬科大学和漢薬研究所 ●茨木キリスト教大学 ●長春中医大学●金沢医科大学 ●国立ガンセンター研究所 ●東京医科大学 ●防衛医科大学 等 ○山王病院 ○高木病院 ○青梅市立沢井診療所 ○岡田病院 ○御成門クリニック ○国立熱海病院 ○八王子中央病院 等 |
このように、多 くの製薬会社や研究者の努力によって様々な植物資源から、多くの人の命を救う医薬や健康や美容に良い新たな成分などもたくさん発見されてきました。中でも 近年、研究者達の多くが注目を集める雲南紅豆杉は、タキソールなどの抗がん剤として世に知られた後も多くの研究成果や論文が発表され今日に至ってきまし た。